朝9時のことで、前日入院させた赤坂のアテナ動物病院から、7時半ごろ連絡があり、
飛んで行ったのですが、人工呼吸をしてもらっていて、そのまま継続したからといって、
直る見込みがあるわけでもなく、15年間、わたしのそばで、苦楽をともにしてくれた猫で、
それ以上、生存の苦しみを続けさせるより、天国に行かせてあげたいと、先生に安楽死をお願いしました。
昨日は、たまたま予定していたお稽古が、生徒さんの都合でお流れになったので、
アブちゃんの亡骸をお部屋に安置して、その安らかな寝顔にほお擦りしながら、
一日、泣いて過ごしました。
赤ちゃんのときにわたしの手元に来てから15年間もの、あのときこのときの情景が目に浮かび、
本当にわたしの半身みたいにして、いつも慰め励ましてくれたアブちゃんに感謝の思いで一杯です。
今夜、火葬の人が来てくれます。今日は、お稽古に生徒さんがきますので、アブちゃんに最後の三味線を聴かせてあげるつもりで、三味線を弾こうと思います。
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