2011年03月02日

三月の游芸節

三月の游芸節は、「夕櫻」という唄です。

私が作曲作詞し、糸も唄も自演しています。

游芸節は、今のところ、すべて、私の作詞作曲

糸・唄になる、いわば、シンガーソングライターの

ようなものです。

今月の「夕櫻」の歌詞をここにご紹介しますね。



【三月 夕櫻】
  ☆本調子

夕櫻

二ひら 三ひら 雪洞に

灯影 眩ゆき 鄙の宿

〆恋と云う字は

身を捨小舟

誰が 唄うか 花冷えの

朧に 染みる 春の宵



一月から十二月までの「游芸節月尽くし」に、

月々の唄はまとめられています。

ご希望の方には、CD「游芸節月尽くし」を

無料でお分けいたします。


ご希望の方は、FAX5935−8701

または、メールアドレス waiwai@alto.ocn.ne.jpに、

お名前とご住所を明記のうえ、お申し込みください。

折り返し、ご連絡いたします。

もちろん、個人情報は、安全に管理いたします。



赤坂稽古所入門案内

【游芸真千子の三味線・小唄・端唄教室】

稽古所は赤坂8丁目、乃木坂、

赤坂小学校の近くです。

稽古の問合せは下記電話へどうぞ。

080−6779−0721

03−3746−2009

入室金 5,000円
    
   (含むテキストCD3枚)

お月謝10,000円
   
   (原則月2回、1回45〜60分)
posted by ぼたんちゃん at 18:02| Comment(0) | 游芸節作詞集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月17日

那珂湊の磯節をひびかせて作詞

磯節の一句をいれた游芸節の唄「波枕」


昨日は日曜日でお稽古はありませんでした。あんまり寒く冷たいので、一日、おうちに閉じこもっていました。でも、そうすると、来し方行く末ばかり考えて、これからの不安が胸を噛みます。

そんな一人ぼっちで気持ちが沈んでいくときには、とにかく、私は、命である三味線を弾き、命の火をかきたてます。昨日は、先日作詞した、磯節に触発された游芸節の「波枕」に曲をつけるのに打ち込んで過ごしました。まだ、誰一人、聴いてくださることのない曲ですが、でも、これで、一瞬を、今を生きていくことができます。


曲は、ブログではお聴かせできないのが残念ですが、作詞は、次の通りです。

「波枕」(游芸真千子作詞)

月のしずくか 恋風か
 いつか来啼きて
    浜千鳥

(磯節一句)
磯で名所は
  大洗さまよ

幾夜 待てども
      岩波に
砕けて 裂ける波枕
なにを騒ぐか
     松風に
さっと吹き来る
      小夜嵐


私のCD5枚をご紹介します。

(古典曲)
游芸小唄
游芸小唄(2)
游芸端唄
(游芸節:すべて、游芸真千子子の作詞・作曲・糸・唄)
游芸節24曲(「曼珠沙華」と題して)
游芸節月尽くし(1〜12月、各月の唄です)

ご興味のある方は、080−6779-0721(游芸節普及友の会)に、お問い合わせください。


 
posted by ぼたんちゃん at 09:25| Comment(0) | 游芸節作詞集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月05日

游芸節の作詞集一挙公開

1月5日夕刻

游芸節の作詞集を公開します

游芸節の詞は、すべて、私真千子が作詞したもので、これら全てに、私が作曲したものが、游芸節の一部です。

この游芸節は、古典小唄と端唄のお稽古がすんで、「空約束」のような曲が十分にこなせるようになってから、生徒さんにはお稽古していただいています。


游芸節歌詞集(游芸真千子作詞・作曲)

☆初髪や

初髪や 山王様の境内で
どうぞ叶えて下しゃんせ
おみくじ結ぶ指先に
こぼれて舞った 初春の雪

☆弥生の夜半

ひとり寝の 弥生の夜半の夢覚めて
 もしやと思う忍び音に
  ほつれし髪を掻き上げて
   そっと出て見る おぼろ月

☆縮緬の

縮緬の
小袖に絡む桜花
  惜しむか春の夕暮に
   そっと含んだ 紅のあと

☆唐人お吉

雪の下田も 小夜更けて
憂きが上にも 降りしきる
台詞
鶴さん そりゃあんまりだ
たとえ 天城の山が崩れても
このお吉を離すものかと
あれは嘘だったのかい

お国の為と 持て囃されて
今は 道行く人々に
唐人お吉と 罵られ
沖の千鳥の 便りも絶えて
酒に乱るる 仇姿
後の哀れとなりにけり   (台詞のみ、島津亜矢「お吉」より)


☆五月雨

五月雨や もつれ柳の流し目に
  ほんのり染めた菖蒲草
   晴れて漕ぎ出す 猪牙舟の
    とばりに射し込む 夕明り

☆初ほたる

初蛍 鄙も都も暮れ染めて
 枕に灯る 命火や
  はかなき夢と 泡沫の 
    沈みし恋に 解けた帯

☆釣り忍ぶ

釣り忍ぶ 軒打つ梅雨に 色増して
 おぼろに船の 遠灯り
  藍の浴衣の 襟元に
   ほつれて床し こぼれ髪

☆夢明り

夢明り 寝つかれぬ夜の 縁先に
 焦がれてもゆる 蛍火や
  帰してやるんじゃなかったと
   切れて気になる 三味の糸

☆連子窓

連子窓 さっと吹き来る夕立に
 迎えの猪牙は 捨小舟
  いつしか白む短か夜を
    主と添寝の 蚊帳の中

☆お夏清十郎

向こう通るは 清十郎じゃないか
笠がよう似た菅笠が
台詞
なに菅笠が ええどれどれどこへ

清十郎殺さば お夏も殺せ
生きて 思いをさしょよりも

裾しどけなく 濡れそぼち
忘れかねたる 面影を
追うてさまよう 夏の蝶       (お夏狂乱より)


☆五月雨

五月雨や もつれ柳の流し目に
  ほんのり染めた菖蒲草
   晴れて漕ぎ出す 猪牙舟の
    とばりに射し込む 夕明り

☆初ほたる

初蛍 鄙も都も暮れ染めて
 枕に灯る 命火や
  はかなき夢と 泡沫の 
    沈みし恋に 解けた帯

☆釣り忍ぶ

釣り忍ぶ 軒打つ梅雨に 色増して
 朧に船の 遠灯り
  藍の浴衣の 襟元に
   ほつれて床し 零れ髪

☆鬼灯(ほおずき)

月影に 
もつれてゆらぐ 川柳
想いを包む 鬼灯に
露ははらりと 散りぬれど
物憂き夢の 仇枕
誰が弾くやら 忍び音に
浮名も 猪牙の
 あれ、楫まかせ

☆もみじ葉

もみじ葉の 散るははかなき 山の端に
 忍び泣くよな風の声
   松葉かんざし二筋に…
   都の夢のかずかずを そっと袂に抱きしめる

☆おにあざみ

おにあざみ 小褄にからむ草の露
 そっと玉章 忍ばせて  
  萩の柴折戸 松虫の
   月に逢瀬を 焦(こが)れ待つ

☆霜の夜(曽根崎心中より)

霜の夜の 闇路に光る二ツ星
 命追われて 力も尽きて 無常の道に 鐘の声
   六ツ鳴りて 残る一ツが 今生の聞き納め  
  台詞 徳様早う
 連理に結ぶ 浅黄帯       (台詞のみ、島津亜矢「お吉」より)

☆十六夜

葦の葉揺れる 霜川端を
人目忍んだ 十六夜舟に
乗せて下さい
台詞 清心さま

湿りがちなる手拭も 
頬に冷たく掛ります
枝も枝垂れた青柳の
縺れて沈む 川の面
漕いでゆきます 情の夜風
台詞 少しも早う
消えゆく星ともろともに

☆風小僧

風小僧 忘れたはずの悪戯か
 澄ました顔で吹き抜けて
  月夜につんと胸を突く
   おお寒こ寒 意地悪(いじわる)な

☆ふる雪に

降る雪に 忍ぶ逢瀬の 卯辰橋
 恋の重荷を 傘に着て
  灯りに 烟る 仇し影
   溶けて嬉しき 淡雪と

☆花野

萩の白露 起き伏し辛き
積もる口説の 畳算
花野に恋うる山鳥も
仇な仮寝の 忍ぶ草
あれ 見やしゃんせ 草の家に
隙漏る 月も 憎愛し

☆風花

恋車 百夜も通う忍ぶ路に
風花染める 宵の灯明り

☆曼珠沙華

黒髪の 乱るるままに 想いをば
今は叶わぬ恋じゃと云うて
ひとり寝る夜の 仇枕
月の青さに 誘われて
君なつかしと偲ぶれば
曠野に燃ゆる 曼珠沙華

☆凍て蝶

夢か現つか ありてなき
蝶となりしが 夢かとも
女蝶 男蝶と 浮かれ来て
咲くや千草に 群れ遊ぶ

つい移り気と知りながら
袖に片敷く 命火や
契りも哀れ 凍て蝶の
身は泡雪と 消ゆるらん      (蝶の道行きより)

☆荒星

旅の衣は 篠懸けの
露けき袖や 絞るらん
人里遠き 此の野辺に
荒星澄みて 松風の
寒さも愛し 草枕
無明の夢と 邯鄲の
霜に色染む 鬼あざみ

これらの詞に作曲して、私真千子が三味線を弾き、唄った唄を収録したCD「曼珠沙華」が発売されています。もし、聴いてあげようと思われる方がおられましたら、下記のメールアドレスに、ご住所とお名前と電話番号を明記のうえ、お問い合わせください。郵便振替用紙同封ですぐにお送りします。品切れの際はお許しください。費用は2200円+メール便代金です。

yu-ki1717★hill.dti.ne.jp
実際にメールくださるときは、★印を@にして、送ってください。
posted by ぼたんちゃん at 17:49| Comment(0) | 游芸節作詞集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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